貧血の症状に改善サポート情報 めまいの原因と対処方法とは？
ここまで貧血についてお伝えしてきましたが
めまい全般について危険な場合もございますので
その対処方法についてお伝えします。
急に立ち上がったり、動いたりしたときに
めまいを感じることはありませんか？
めまいは頭痛やしびれと同様に
様々な病気と関連のある症状の1つです。
めまいはよくある症状である一方、
重大な病気が原因となっている場合もあり、
注意が必要です。
めまいの主な３種類
めまいの種類は大きく分けて、
回転性のめまい、不動性あるいは動揺性のめまい、
失神や眼前暗黒感を伴うめまいの3つの種類があります。
回転性のめまいは天井がぐるぐる回るような感覚に陥るめまいです。
回転性のめまいの場合は、吐き気や嘔吐などの症状を伴います。
主に、片側の内耳や前庭神経の病気の場合に見られますが、
脳幹や小脳などの中枢神経の病気でも見られることがあります。
動揺性のめまいは自分がふわふわと
宙に浮いているような感覚に陥り
ふらふらするめまいです。
前庭神経の障害が両側に起こった場合や
片側のみの障害でも比較的軽い場合、
あるいは回転性のめまいの回復期に見られます。
立ちくらみ等を伴うめまいは目の前が急に暗くなったり
気が遠くなったりするようなめまいで、
ひどい場合には失神したり意識を失ったりすることもあります。
立ちくらみや脳貧血もこのめまいの1つです。
不整脈や低血圧などの心臓や
血管系の病気や貧血・心因反応などでみられます。
めまいが起こった時の対処法
特に回転性のめまいの場合は体を動かすほど症状が悪化するので
慌てずに安静にすることが重要です。
ただし、小脳出血や脳梗塞、不整脈による脳貧血が疑われる場合は、
早急にかかりつけ医、もしくは専門医を受診するようにしましょう。
いずれにしても、貧血やめまいは、
身体で一番大切な、脳や心臓に関わる症状ですので
サプリメントの服用などでは改善されない場合や
症状が継続しておかしいなと感じたら
大げさと考えずに
早めにお医者さんへ診断して
もらいましょう。
貧血の症状に改善サポート情報 貧血の予防方法とは？
それでは、貧血を予防するには
どうすれば良いでしょう？
貧血を予防するには、
栄養バランスの良い食事を摂ることが第一です。
食事摂取基準によると、
月経のある成人女性は1日に10.5mg、
成人男性は7.5gの鉄の摂取が推奨されています。
これは、3食を規則正しく、
栄養バランスの良い食事を心がけることで摂取できる量です。
特に、成長期は筋肉や血液を作るため、
成人以上の鉄が必要となります。
無理なダイエットなどは行わず、
しっかりとバランスのとれた食事を摂るようにしましょう。
ただし、貧血を起こしやすい女性の場合は
意識して鉄を摂るよう心がけが必要です。
鉄分を多く含む食品には、
レバー や カツオ、プルーンなどの
ドライフルーツがあります。
鉄分にはタンパク質やビタミンCとともに
摂取することで吸収率が上がるものがあるので、
栄養バランスの良い食事が何よりも大切です。
鉄欠乏性貧血の症状が出た場合、
まずは原因となっている月経過多や胃腸の潰瘍がんなどを
治療することが必要になります。
根本的な原因を解決することが第一です。
貧血の症状自体を治すためには、
1日に１～2回、鉄剤の内服を行います。
内服を開始して約3～4週間でヘモグロビンが増加しますが、
体全体の鉄不足を改善するためには2～3ヶ月の服用が必要です。
しっかりと鉄剤の服用を続けることが、完治への近道です。
吐き気などが起こって内服による治療がうまくいかない場合、
注射や点滴で鉄の補充を行うこともあります。
これは、比較的頻繁な通院が必要です。
鉄欠乏性貧血は突然起こるものではなく、
徐々に進行していく症状です。
ひどくなる前に食事を見直すことで
症状を改善できることがあります。
一度症状が表れてしまうと、
長期間に渡る鉄剤の内服が必要ですが、
鉄欠乏性貧血は根気よく治療を行えば完治する症状です。
適切な治療を受けるために、
心配な症状がある方はぜひ一度病院で診察を受けることを
おすすめします。
貧血の症状に改善サポート情報 貧血の原因は何でしょう？
貧血でお悩みの方へ
貧血の症状改善情報をお届けします。
まず、貧血の原因から確認しましょう。
慢性的な症状になった貧血は、
一朝一夕で治療を行うことはなかなかできません。
ですが、日常生活に気を配ることで予防したり、
適切な治療で改善することができます。
今回は、最も多く見られる鉄欠乏性貧血の原因と
治療方法をお伝えします。
鉄欠乏性貧血の主な原因は、鉄分の不足です。
血液の成分の一つである赤血球は、
酸素を運ぶ役割を果たしています。
赤血球の中に含まれるヘモグロビンが酸素と結合し、
肺から取り込まれた酸素を体中に運びます。
このヘモグロビンを作るのに必要なのが、鉄です。
鉄が不足すると、
ヘモグロビンが不足するため酸素の運搬が
うまくいかなくなります。
少しでも酸素を体中に送ろうとして心臓や肺が激しく働くため、
動悸・息切れをはじめとした症状が起こるのです。
では、そもそもどうして鉄分が不足してしまうのでしょうか？
ほとんどの場合、
何らかの原因で少量の出血が続いていることが原因です。
たとえば女性の場合は、
月経や分娩で体外への出血が起こるため、
貧血が起こりやすくなります。
妊娠中や授乳中も、直接の出血は無いものの、
胎児や母乳に鉄分をとられるため鉄分が不足し、
鉄欠乏性貧血を起こす原因となります。
出血が起きている場合があります。
このように、
鉄欠乏性貧血は何らかの病気のサインを示す場合もあるため、
必要に応じて検査を受けることが必要です。
その他、胃や腸の粘膜以上で
鉄分の吸収がうまくいかなくなることや、
過度なダイエットや偏食によって
鉄欠乏性貧血を起こすこともあります。
私の場合は、献血をした後に走って
学校の廊下で、ふらふらっと倒れた経験があります。
血を抜いたり、出血したりした直後に
走ったり、運動したりしないようにしましょう。
